【初心者向け】TOEICリーディング時間配分のコツ

TOEICについてこのような悩みを抱えていませんか？

初受験者やスコアが伸びない人によくある悩みですが、あるコツを押さえるだけでスコアアップが可能です。

この記事では、私が実際にTOEICで実践している時間配分の管理(タイムマネジメント)を紹介します。

TOEICの形式に慣れがない人やスコアが伸びない人の多くが、そもそも問題を全て解くことができていません。

逆に言うと、時間配分の管理を身につけると全問に向き合えるようになり、スコアアップが見込めます。

「時間が足りずにスコアが伸びない」「早急にスコアを上げたい」と悩んでいる方はぜひ実践してみてください！した！

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リーディングセクションの時間配分

時間配分の管理がカギとなるリーディングセクション。

まずはリーディングセクションにあたるPART5~7の概要と時間配分の目安を確認しましょう。

PART	時間配分
PART5 (短文穴埋め問題)	10分
PART6 (長文穴埋め問題)	10分
PART7 (長文読解問題)	55分
	計 75分

ここで重要なのは、「PART7の時間を確保できるようにPART5とPART6の時間配分を管理する」ことです。

以下、各PARTの時間配分と実現するための解き方を説明していきます。

PART5の時間配分 : 10分間

PART5の設問数は30問なので、「一問あたり平均20秒」が目安になります。

PART5では文法問題が出題されます。

以下の解き方を基本にしましょう。

• 選択肢に目を通す
• 全文を読んで解く問題、読まずに解く問題、判断を要する問題の3つのいずれかを判断する
• 読まずに解く問題で5秒で解いて時間を稼ぎ、他2つのタイプの時間を確保する

3つのタイプは選択肢から以下のように分類することができます。

問題のタイプ	選択肢	PART5に占めるおおよその割合
全文を読んで解く問題	語彙	40%(約12問)
読まずに解く問題	品詞、代名詞、関係詞、比較	30% (約9問)
判断を要する問題	前置詞、接続詞、数量詞、動詞の形	30% (約9問)

ただ、PART5については「読む」=「文法構造を確認する」です 。語彙問題以外は「文章の意味を理解する」必要は実はありません。

選択肢を分類することさえできれば、文法構造に当てはめて機械的に答えを導き出すことが可能です。

PART6の時間配分：10分間

PART5の設問数は4文16問なので、「1文あたり約2分30秒」が目安になります。

PART6ではPART5と同様の語彙と文法問題の他、文脈理解の問題が出題されます。

次の解き方を基本にしましよう。

• 選択肢を見る
• 独立型(PART5と同じタイプ)と文脈型を分類する
• ストーリーを把握し、上から順に解く
• 文選択問題は最後に解く

文脈問題があるためPART5とは異なり文章の意味を理解する必要はありますが、

基本的な解き方はPART5と同じと考えて問題ありません。

時間配分の管理は「全問に対して実力を最大限発揮する」ため。わからない時には少なくとも迷っている選択肢をマークして躊躇せず先に進もう。

PART7の時間配分：55分間

PART7の設問数は54問なので、「一問あたり約1分」が目安になります。

PART7では長文問題が出題され、シングル、ダブル、トリプルパッセージと後半にいくにしたがって文章の量が多くなります。

次の解き方を基本にしましょう。

• 何についての文章かを把握する (e-mail/advertisement/frm/letterなど)
• 5~10秒ほど文章全体をざっとみて目につく情報を確認する
• 順番通りに一つだけ設問を確認する
• 設問を解答理由が見つけやすい問題とそうでない問題のどちらかを判断する
• 設問のタイプに応じて文章を読み進める
• 言い換えに注意して解答をえらぶ
• 3~6を繰り返す

解答理由が見つけやすい問題とそうでない問題の判断がカギになります。

大まかには以下のように分けることができるので参考にしてください。

	解答理由が見つけやすい問題	解答理由が見つけにくい問題
タイプの分類	文脈型、ピンポイント型、意図、同義語	選択肢照合型、NOT型、文位置選択型
解答方法	該当部位周辺または一つのパラグラフ内の情報から判断できる	複数のパラグラフまたはパッセージをまたいだ情報から判断が必要

解答理由が見つけにくい問題に解答には時間を要します。

TOEICは問題によって点数配分が違うわけではないので、解答が難しそうであれば飛ばすのも賢い判断になります。

TOEICリーディング勉強に役立つおすすめの参考書・問題集

厳選した教材は以下の４冊です。

• 新TOEIC TEST 出る単特急 金のフレーズ
• TOEIC L&Rテスト 直前の技術
• 公式TOEIC Listening & Reading 問題集
• TOEIC L＆Rテスト 文法問題でる 1000問

*クリックすると該当の教材に飛びます

それでは、それぞれの参考書について紹介していきます。

新TOEIC TEST 出る単特急 金のフレーズ

高得点を取るために語彙力を鍛えることは必須です。

リスニングもリーディングも単語の意味を考えることに時間を使っている暇はありません。

本書はTOEIC頻出の単語を網羅しており、難易度と目標スコア別にレベル分けされています。数あるTOEIC単語帳の中で最も人気のある1冊といっても過言ではありません。

単なる単語の羅列でなく、フレーズとして文章中での用法が確認でき、覚えやすい工夫がされています。

また、音声がダウンロードできるので、通勤中など隙間時間の活用できます。

掲載されている単語・熟語・フレーズは派生語を含めて瞬時に意味が浮かぶレベルにしましょう！

TOEIC L&Rテスト 直前の技術

高得点を取るためには試験の性質を理解してTOEIC用のノウハウやテクニックを身につけることが重要です。

本書では、パート別の攻略法やスコアアップに向けた勉強法、そして模試を通してTOEICの流れを理解し効率的に学習を進めることができます。

一番の特徴は２週間で一通りの対策が終わること。また、単純にパート１から対策するわけではなく、得点を上げやすいパートから順に対策ができるよう工夫されています。

「TOEICの構成や各パートの対策がよく分からないままTOEICに挑んでいた」という方には特におすすめの一冊です。

信じられないかも知れませんが、問題のタイプごとの解法テクニックを知っているだけで、見ただけで答えがわかる問題も出てきます。

本書からTOEICを戦略的に解く技術を学びましょう！

下記の記事ではTOEIC800点取得のために知っておくべき「時間配分のコツ」を紹介しています。

公式TOEIC Listening & Reading 問題集

高得点を取るためにはTOEICの問題形式に慣れておくことは必須です。

ここでの「慣れる」はTOEIC試験や英語への慣れと2時間の長丁場を乗り切る身体的・精神的な慣れの二つの意味を指します。

本書はTOEIC公式が出版する唯一の実践問題集で、TOEIC2回分の実践問題(400問)が収録されています。

TOEICと同じ問題制作チーム監修のため、リスニング音声が本番と同じ形式(異なるイントネーション)だったりと、他の問題集にはない特徴も兼ね備えています。

本番の試験と同レベルの難易度に取り組むことで「現在の自身の実力(スコア)」と「対策が必要な苦手パート」を把握し、学習に役立てよう！

TOEIC L＆Rテスト 文法問題でる 1000問

高得点を取るためには点数を取りやすいパートで確実に点数を稼ぐことがカギになります。

パート5の文法問題は、文章が短く問題形式を理解すれば読まずとも解ける問題が多いため、比較的正答数を増やしやすいパートです。

そのような問題が30問もあるので、絶好の点数稼ぎポイントになり得ます。

本書はタイトル通り1000問 (正確には1049問）の文法問題が丁寧な解説付きで収録されており、徹底したパート５対策に最適の一冊。

文法別に分けられているため、はじめから順番通りに進めるのはもちろん、自分の苦手な文法から取り組んでみても良いですね！

忙しい社会人や独学が不安な人はTOEIC学習サービスを活用しよう！

仕事が忙しく勉強時間を確保できない社会人は、TOEICの学習を効率的に進める必要があります。

また、独学では何から手を付けたら良いかわからず、不安を抱えたまま的外れな勉強をしてしまう可能性もあります。

なるべく勉強時間を短縮し、効率的に目標スコアを達成するためにも、優れた学習サービスを使ってみてください。

以下にTOEIC勉強期間を短縮できる2つのサービスを紹介します。

自分のレベルやサービス内容などを確認し、希望に沿ったものを選んでみてください。

忙しい社会人におすすめ！最短3分の演習と講義動画スタディサプリEnglish TOEIC対策コース

スタディサプリENGLISH TOEIC対策コースは、大人気英語学習アプリ「スタディサプリEnglish」から派生したTOEIC対策専門のアプリ。最短3分から学習ができるため、仕事で忙しい社会人でも取り組みやすいツールです。

さらに、間違えやすい問題にはTOEIC対策講座で圧倒的人気を誇るカリスマ関先生による5分程度の詳しい「神授業」(動画解説)が付いているため、効率的な復習を実践的な力が身に付きます。

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スタディサプリENGLISH TOEIC対策パーソナルコーチプランは、上記のTOEIC対策コースを軸に専属コーチが学習を徹底サポート！「いつ、何を、どのように学習すればいいか」を、現在のレベルと目標に合わせて支援してくれます。

学習方法や優先度の付け方といった学習の不安や悩み、TOEIC試験のコツなども担当コーチとのチャットや電話で解決することができます。仕事の状況で学習時間が取れないときに学習を補うプランや、必要に応じて学習計画練り直しを担当コーチとの相談を通じて解消可能です。

3ヶ月以内の学習でスコアアップは平均100点以上！TOEICスコアが500～600点台だった受講生が、200点以上アップの900点台を獲得できた修了者も！

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まとめ：徹底した時間配分ですべての問題を解き終えよう！

本記事では実際にTOEICで実践しているリーディングの時間配分の管理を紹介しました。

• PART5 : 一問あたり約20秒
• PART6 : 一文あたり約2分30秒
• PART7 : 一問あたり1分

75分間の長丁場であるリーディング、「全問に対して実力を最大限発揮する」ことができるよう時間配分の管理を身につけましょう！

リウニングでも同様に時間配分の管理を意識すること劇的なスコアアップが狙えます。

以下の記事では「TOEICリスニング先読みと時間管理のコツ」を解説しています。

ぜひ併せて読んでみてください。

【初心者向け】TOEICリスニング先読みと時間管理のコツ

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その他、英会話の学習方法は以下の記事で解説しています。

【完全版】英会話を独学で学ぶおすすめの勉強方法【5ステップで解説】

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