英語学習法

【コピペOK!】ChatGPTの英語学習への活用方法|英検英作文問題の解答案作成・添削

ChatGPTを活用した英語学習:英作文への応用

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この記事を書いた人

しゃる(@charworkforlife)
  • 外資系企業勤務の会社員
  • 4年間の米国勤務経験あり
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本記事では、話題のAIチャットツール「ChatGPT」を活用した英語学習方法を紹介します。

これを読めば英語学習におけるChatGPTの使い所や注意点を理解して、英語学習の目的に合わせて適切に導入することができるようになるハズです。

AIツールの英語学習に導入としてChatGPTを活用してみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

しゃる

技術の進歩が著しい!適切に取り入れて自身の生活や勉強に役立てていこう!

ChatGPT(AI)の英会話・英語学習への活用方法や英会話の学習方法は以下の記事で紹介しています。

ChatGPTの始め方

現時点ではブラウザ版のみです。登録は簡単なのでサクッといきます。

まずはOpenAIのサイトにアクセスして「TRY ChatGPT」をクリックします。

新規アカウントを作成する必要があるので、「sign up」をクリックします。

アカウント作成にはメールアドレスを登録する方法と、MicrosoftもしくはGoogleアカウントを連携する方法があります。

今回は「Continue with Google」で登録してみました。

以上!とっても簡単ですね。あとは使うだけです。

画面下の入力欄に質問したいことを入力すると、ChatGPTが解答を返してくれます。

しゃる

AIツールがこんな簡単に使えるようになるなんて凄い時代ですよね。

ChatGPTを英語学習に使う前に知っておくべきこと

以下の点は使用目的によっては制限となる点かもしれません。

これらの点を把握しているかどうかで指示(インプット)の方法と回答(アウトプット)の解釈に影響が出ます。

  • 2021年9月までの情報しか学習できていない
  • 情報検索を目的とした場合、真に存在する情報かどうかファクトチェックはしたほうが良い
  • アメリカで開発されたサービスなので日本語よりも英語の方が精度が高い情報が得やすい
  • できるだけ具体的な役割(レベル感)を与えると期待する回答が得やすい
  • 段階的に指示を出して深掘り・修正すると質の高い回答が得やすい
しゃる

使ってみた印象として、特に質問入力時の4の役割(条件)設定と5の深堀りは特に大切な点だと思いました。ChatGPTが持つ膨大なデータから「選択肢を狭める」ことがより良い回答に繋がりそうです。

ChatGPTの英語学習への活用方法:英検英作文(ライティング)を例にとって

本記事では英検の英作文問題を例にとってChatGPTを使ってみましょう。

英検のエッセイライティングや面接では時事ネタに関する課題が多いですよね。

そのため、ニュースや新聞から興味のある話題について自身で取り組んでいた方もいると思います。

今回は、以下の2点についてChatGPTを活用して学習してみます。

  • エッセイライティングの回答案作成
  • 自身で書いた英文の添削

問題解答作成

以下のAgree/Disagree問題を取り上げます。

例題 |Agree/Disagree : 従業員に在宅ワークを許可することは会社の利益になる

日本語を英語に翻訳する

”〇〇”は翻訳したい文章です。

プロンプト

Could you translate the following japanese sentence into English ? ”〇〇”

*コピペして使用してみて下さい

このステップはシンプルな英文なので自身で書いてもいいですし、DeepLGrammalyなど他のAI翻訳サービスで翻訳しても当然何の問題もないです。

作成してほしい文章を指示する

具体的な役割(レベル感)を与えつつ問題作成の指示を入力します。英検一級レベルの想定です。

Agree/Disagreeは段階的に指示することにします。

まずは、「Agreeの立場」からの意見を聞いてみましょう。

△△は先ほど英語訳してもらった文章をコピペします。

プロンプト

You are a professional English teacher.
Pleases write an essay from an Agree perspective on the given topic so it can receive a CEFR C1 level.
Give three reasons to support your answer.
Structure : introduction, main body and conclusion
Suggested length : 200-240 words
Topic
Agree or Disagree : △△

*コピペして使用してみて下さい

指示のポイントととして「できるだけ具体的な役割(レベル感)を与えると期待する回答が得やすい」と上述しました。

ここではchatGPTに与えた役割とレベル感は以下になります。

  • 役割 = プロの英語の先生
  • 回答のレベル感 = CEFR C1 level (英検1級合格レベル), 文章構成
しゃる

ChatGPTはCEFRに関する知識に精通しているようで、指定したレベルに合わせて回答してくれます。英検のCEFRレベルの解説はこちら

以下がChatGPTの「Agreeの立場」からの回答です。

続けて「Disagreeの立場」からの意見を聞いてみます。

新しい会話を立ち上げることせず、そのまま続けて以下を入力します。

会話として続けることで、それ以前に与えた指示とChatGPT自身の回答を踏まえた上で、次の指示を聞いてくれます。

プロンプト

and then, please write an essay from a disagree perspective

*コピペして使用してみて下さい

以下が得られた回答です。

あれ?ワード数が指定した240語より多い?330語くらいある...

質問くん
しゃる

原因はわからないけど文字数指定は上手く理解してもらえないみたい。でも大丈夫。短くまとめるようにお願いしてみようか。

追加の質問をして深堀り・修正する。

追加の質問をすることで内容の深掘りや文章の修正が可能です。

今回は文字数が指定した240語をオーバーしていたので、改めて240語に収まるようにお願いしてみました。

先ほど帰ってきた回答に続く形で次の質問を入力します。

プロンプト

Please keep each paragraph short so that the entire text fits within 240 words.

*コピペして使用してみて下さい

今回はSTEP2で与えた条件を満たす形で回答が返ってきました!

しゃる

問題の回答作成は以上です。ここまで3分とかかりません。この方法でライティングだけでなくスピーキングの回答案も出せそうですね!

英文添削

次に、自身で書いた英文の添削をお願いしてみます。

添削が必要な箇所を見つけ出す

ここでも、ChatGPTに役割とレベル感を与えます。

今回は「誰が描いた文章か」の設定も追加してみました。

  • 役割 = プロの英語の先生
  • 回答のレベル感 = CEFR C1 level (英検1級合格レベル), 文章構成
  • 誰が描いた文章か (NEW!) = 日本人の学生

プロンプト

You are a professional English teacher.

Here is an essay written by Japanese student. He is trying to improve his English writing skills.

Please revise the following essay according to the following rules with CEFR C1 level words and phrases until there are no more suggestions.

Rules:

Give three reasons to support your answer.
Structure : introduction, main body and conclusion
Suggested length : 200-240 words

Essay : ~~

*コピペして使用してみて下さい

本記事では問題解答作成でchatGPTから出力された回答文を用いて、あえて文法的に間違った文章に変えてトライしてみました。

修正箇所を表にまとめてもらう

修正された英文が回答として得られるのですが、どの部分がなぜ修正されたかわかりにくいです。

修正された理由とともに整理してもらいましょう

次の指示を続けて入力します。

プロンプト

Please summarise the response you have made in a table with explanation why you revised sentences in essay

*コピペして使用してみて下さい

以下のテーブルが出力されてきました。

細かい修正箇所まで提示してくれて素晴らしいです。

CEFR評価をしてもらう

これまでの作業で見てきた通り、ChatGPTはCEFRレベルに精通しています。

自身が書いたエッセイがCEFRのどのレベルなのか教えてもらいましょう。

プロンプト

Please assess and rate the essay I submitted using CEFR level.

以下の回答が得られました。

しゃる

英文添削への活用例は以上です。英語のプロやネイティブに頼ることなく自分自身で英語学習のサイクルを回せるようになるのは素晴らしいですね!

ChatGPTと英会話!音声入力・出力とプロンプト

Google Chromeブラウザの拡張機能により、ChatGPTと英会話できるようになりました!

詳しくは以下の記事で紹介しているので、興味のある方はチェックしてみてください。

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English conversation with ChatGPT
ChatGPTで英会話力アップ! 音声出力の設定方法・使い方とプロンプトのコツ【コピペOK】

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ChatGPTを活用した英語学習の成功のためのポイント

以下のポイントを踏まえながら、ChatGPTを活用してさらなる英語力を向上を目指しましょう!

自身の英語力が上がったと錯覚しない

自分が指示した内容に応じてChatGPTは一瞬で大量かつ美しい英文を回答してくれます。

がだからといって、自分自身の英語能力が上がったと錯覚しては元も子もありません。

特に、他者とのコミュニケーション能力の向上には直接的な効果は期待できないですよね。

あくまでもChatGPTの活用は「英語学習を行う上でのサポート」と認識し、目的に適した学習方法を選択しましょう。

目的を明確にして、多様な学習方法を取り入れる

何を、何のために、どのような英語力を身につけたいのか英語を学習する具体的な目標設定が最も大切です。

また、PCに向き合ってChatGPT相手にチャットしているだけでは英語力は向上しません。

自身が定めた目標達成のために適切な英語学習を実施するようにしましょう。

英語学習を継続し、習慣化する

英語学習は短期的なものではなく、長期的に取り組むことが必要です。

日々の生活に組み込み習慣化し、毎日少しずつでも継続することが英語力向上の秘訣です。

そのサポートのためにChatGPTの英語学習活用への可能性がどんどん広がっていくことを期待しています。

まとめ:ChatGPTを活用してより良い英語学習を!

本記事では、ChatGPTの英語学習への活用を紹介しました。

あくまでも活用方法の一例に過ぎません。

どんどん進化し可能性は広がっていくと思うので、今後どのように英語学習に活用していけるか楽しみですね。

そんな中、ついにChatGPTと英会話ができるようになりました!

ChatGPT(AI)の英会話・英語学習への活用方法や英会話の学習方法は以下の記事で紹介しています。

さらに、AIを活用して学んだ英会話を活かして、人を相手にした実際の会話に挑戦してみよう!

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30代会社員|4年間の米国赴任を経て帰国後も外資系企業で働いています|語学学習・副業・仕事や生活に役立つことを配信 |2023.02~ ブログ×SNS運用に奮闘中|家族と海の見える場所で静かに暮らしたい|しゃるは愛猫の名前です
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